
豊浦町内の現場です。劣化した玄関ポーチの改修です。
ひび割れ部分から水が入り込み、凍結で水が膨張。その結果コンクリート、モルタルが壊れていく。これを繰り返して劣化が進んでいきます。
水の膨張する力はすさまじく、道路のアスファルトが波打ったり、最悪家をも持ち上げるくらいの力があります。なので劣化部分はできるだけすぐ対処するのが長持ちの秘訣になります。
まずは劣化部分をはつり取り、健全な部分が出てくるまで壊していきます。

浮いている部分、脆くなっている部分を取り去り、水洗いをして下準備完了。ここから補修作業に入ります。

ここにコンクリートを打つための枠を施工します。道路側の階段をフラットにする+劣化が大きい部分に鉄筋とワイヤーメッシュを入れて補強しています。そのうえで接着剤を塗り、コンクリートの密着を良くします。


コンクリートを流し入れて固まった後全体の形を作り、仕上げに入ります。

割れにくくするため、繊維を混ぜ込んだモルタルの塗りつけをして完了です。仕上げは雪や氷ですべらないよう、刷毛引き仕上げにしています。固まる前にこのようなブラシでなでることでこのような模様がつき、靴で歩いたときも滑りにくくなります。

最後に接地面を少しとり、カッターを入れて縁切りします。こうすることでひび割れたアスファルトがしばれ上がっても影響を受けず、仕上げ面がきれいに保たれます。
このような現場の知恵は職人さんの経験から来ています。さまざまな現場に出会い、原因を考えて対策をしていく。こういったノウハウの蓄積には長い時間がかかりますが、現場でお話していると聞けることもよくあります。そういったコミュニケーションを大切にしていきながら、少しずつ理想に近づけて行きたいと思っています。
僕一人の力は知れていますが、協力業者さんたちと一緒に、いい家を作っていきたいと思っています。
